可愛らしくも麗しくもある魅惑のマカロン。宝石のようなその姿は、乙女心をくすぐりますよね。パリでは「マカロンを置いていなければお菓子屋とはいえない」とまでいわれるほど、フランス人にとっては身近なお菓子です。
200名近くの応募から抽選で選ばれた20名の女性にお集まりいただきました。会場はスワンカフェ&ベーカリー 赤坂店を貸し切って開催しました。土曜のお昼だったので、ガラス張りの店内には自然光が入り、明るく温かみのある雰囲気で行われました。
【スワンベーカリーについて】
『障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現』このノーマライゼーションの理念を実現させるために設立した株式会社です。 カフェ&ベーカリースタイルで、焼き立てパンとともにシアトル仕込みの本格エスプレッソも看板メニュー。
参加者の方には純粋で正直な感想をお聞きするべく、まず各商品の説明だけをし、店名と商品名を伏せて召し上がっていただきました。そして今回は特別に、マカロン8商品の他に番外スイーツ2商品も召し上がっていただきました。
参加者の感想
ル・ジャルダン・ブルー
音がするほどパリっとした外側と、触っただけでもわかるねっちり感、このギャップは是非試して欲しいです。ヌガティーヌが入っているので、カラメルのほろ苦さとアーモンドの歯ざわりがアクセントになっています。香りも好評でした。
ラリアンス お取寄せ&ギフト部門
プチサイズに絶賛。小さいながらもゴマを存分に感じられ、甘さは控え目です。初めサクサク、次にフワフワ、最後にねっとりと、次々に楽しめる食感のコントラスト。食後のプチフールとしても最適な、さすがフレンチレストランならではの一品です。
ラボスタイル
キレのある非常にビターなガナッシュは、そのほろ苦さに感激の声も。マカロン=甘いという概念を覆されます。後味もすっきり。上品な味わいで、一つでリッチな気分になれます。お酒にも合う大人のマカロンです。
ル・スゥブラン
優しくふんわりした柔らかさは女性的な食感です。それとは対照的に黒房スグリ(カシス)の激しい色と酸味が絶妙にマッチ。たっぷり入ったクリームは滑らかで美味しいです。甘味と酸味のバランスが良く、重たさを感じることなくいただけます。
パティスリー アンジュ
最高品質といわれるスペイン産のアーモンドの香りとラム酒の香りが口の中に広がります。ふわりとした軽さが印象的で、まるでケーキを食べているかのようです。春らしくホクホクした感じが万人に好まれそう。人に差し上げたいマカロンです。
チョコレート菓子工房 ショコラ
大きくて珍しいボール型の形はインパクト大。食べてみると意外にもふわっとしていて更に驚かされます。ガナッシュは柔らかく口の中でするっととろける。チョコレート好きには感動のある味との声も。さすがチョコレートの名店だけあります。
アボンドンス
真っ白でコロンとしたプチサイズがとってもキュート。カリっとした外側とネチっとした内側、そしてトロっとしたクリームが一度に楽しめます。濃厚でありながら優しく広がる甘さが特徴的。バニラの芳醇な香りが味に深みを出しています。
アンテレサント ミルフィユ
春らしい鮮やかな色がきれい。自然なお茶の色と味が共に活きています。風味豊かで渋味が伝わってくるほど。お菓子なのに口の中には濃いお茶を飲んだかのような広がりが楽しめます。美味しいだけではない、意外性のあるマカロンです。
(順不同)
毎回好評の スイーツ創作家の相楽良枝さんに、今回はマカロンのレクチャーをして頂きました。相楽さんは、コルドンブルー・パリ校を卒業され、 現在はスイーツを頂く幸せな空間を総合的にプロデュースされています。
マカロン(macaron)の元祖はイタリアと言われており、それをフランス各地でアレンジされ広まりました。日本で最もポピュラーな「マカロン・パリジャン」の他、メレンゲを使わない「マカロン・ナンシー」(ロレーヌ地方)、クッキー風でねっちりした食感の「マカロン・アミアン」(アミアン地方)、ワインを加え湯銭で温めて作る「サン・テミリオン」(ボルドー地方)など、地方や職人ごとに様々な形で生み出されるマカロンは無数にあります。
マカロン作りに苦戦している方へ相楽さんからワンポイント。フランスに比べて日本の卵はかなり水分が多いので、乾燥卵白(パウダー状)を加えてコシを出しましょう。フランスの卵は逆に濃厚でコシがあるため、クレームタータを使っています。こちらは卵白を安定させることでも使われています。
繊細なマカロンは繊細なシャンパンとのマリアージュでいただくのもオシャレでおすすめですよ。
みなさん一生懸命メモを取りながら話を聞いていらっしゃいました。今後マカロンを楽しく選ぶためのお役に立てたら嬉しいです。
|